ウラジオストクひとり旅
初めてのウラジオストク旅行(2019.6月)
以前から興味はあったけれどなかなか訪れる機会のなかったロシア。
航空券が安く、短時間のフライトで行けるという理由で、ウラジオストクへ一人旅に出かけることに決めました。
今回は思い出のスポットや美味しかった食べ物などを紹介します。
ウラジオストク駅
駅の中は小さな美術館のようで美しい装飾です。
駅の外に出て港の方へ向かうと、到着した列車や港に停泊している船が見えました。
ウラジオストクについたら、まずは駅周辺を観光するのがおすすめです。
スタローバヤ(食堂)
駅前のピラミッド型の建物(写真左)
リパブリックという名前のスタローバヤ(食堂)です。
スタローバヤとはレストランのようなイメージではなく、カウンターに並べられた料理を自分で好きな量だけとったり、店員さんに声をかけて皿に盛ってもらったりして、それをトレーに置いてレジへ清算に行くシステムの食堂でした。
一人や少人数で簡単に食事を済ませたい時に利用する人が多いようです。
値段も安くて、しかも美味しい料理が何種類も選んで食べられるため、一人旅にも最適で、私も何度も利用しました。日本にもこんな食堂ができてほしいです。
教会巡り
パクロフスキー教会 チェルニゴフの聖イゴール教会
ウラジオストクにはロシア正教会やカトリック系の教会がいくつもありました。
街自体が小さいので、私は主に徒歩で教会巡りをしながら散策しました。
ただ、移動距離は少なくてもウラジオストクは坂の多い街なので、結構大変な運動量です。疲れたらバスやタクシーを利用してもいいかもしれません。
鷲巣展望台
実はウラジオストクについてから連日、天気が悪かったのと、展望台へのケーブルカーが工事中との事前調べにより、鷲巣展望台の観光は諦めていました。
それでも、とりあえず雨が止んだほんの少しの時間にチャンスをかけて、展望台へと行ってみました。ケーブルカーがなかったため、歩いて(坂を上って)あちこち彷徨いながら場所を探していると、沢山の人の群れが向かっている方向があったので、ついていくとようやく展望台にたどり着くことができました。
展望台からの眺めを見ると、あきらめないで来て良かったと思える景色が観れました。
ウラジオストクに来た際には絶対に行ってみてください!
噴水通り
人気の高い観光スポットです。
噴水通りをずっと進めば海につながっているので、夏は海も楽しめると思います。
今回は6月でまだ肌寒かったのと、雨も降っていたので散策だけにしました。
この噴水通りは雑貨、ファッション、お菓子、お土産など買い物が楽しいスポットです。
メイン通りはもちろん、裏道に入っても素敵な雰囲気でした。
私は噴水通りの路地に入ってすぐのところにある本屋さんに立ち寄りました。
とても素敵な年配の店主さんが迎えてくれて、ロシア語の本は読めないけれど、ロシアらしい絵ハガキやマグネットなどのお土産を買いました。
ロシア語が読めず、お店の名前は分からないのですが、噴水通りからつながる路地に辿り着けた方は是非立ち寄ってみてください!
雑貨やカフェめぐりにおすすめの裏路地
初めていくとちょっと見つけにくかったのですが、可愛い雑貨屋さんやお土産屋さん、カフェが沢山あるというのを聞いて、裏路地と呼ばれるスポットに行ってきました。
場所はグム百貨店のあるメイン通りの近くの通りから、裏路地に入れる入口があるので、そこから入ります。観光客が沢山入っていくので、近くまで行けたらわかると思いますが、入口の目印は↓の写真左上の白い門があるところです。
裏路地に入るとレンガ造りのおしゃれな建物に、アーティスティックなデザインが施されていてそこにいるだけで雰囲気が楽しめます。お店は、ロシアらしいキリル文字を使った雑貨店や、お土産屋さんや、人気のアイスを買って食べながら休憩したりして、ゆっくりできる場所でした。
ここもメインスポットではないですが、是非訪れてみてほしい場所です!
その他の観光スポット、街並み
事前に準備していたガイドブックにも載っていましたが、小さな観光スポットが沢山ありました。主に行きたい場所だけガイドブックで調べながら散策し、あとは歩きながら気になったところに立ち寄りました。
大きな観光名所ではなくても、街並みが本当に綺麗で散策が楽しい街です。
ニコライ二世凱旋門
潜水艦C-56博物館
おすすめのレストラン
今回は一人旅なので軽食で済ませることが多かったのですが、最終夜はレストランも利用してみようと思い、気になるお店に入ってみました。
「ローシキ・プローシキ」というお店のようです。
緑色の鮮やかな入口が目を引きます。
内装もとてもおしゃれで、このお店の名物のペリメニを作るときに使う
伝統的な道具が飾られているようでした。
日本語のメニューもありましたが、どれが良いか分からなかったので、
店員さんのおすすめを聞きながら注文しました。
量が多すぎて食べきれないほどでしたが、どれも美味しかったし、ロシアらしい味が楽しめて大満足でした。支払いもカードが使えてとても便利です。
ミモザサラダ ボルシチ(サワークリーム付き) ペリメニ(ロシア風餃子)
スーパーで買い物
海外旅行の時には現地のスーパーへ行って買い物するのも一つの楽しみにしています。
お土産探しが目的なのはもちろんですが、現地で売られている食品や日用品を見たり、そこで現地の人がどんな物に興味をもって買い物をしているのかを見るのも楽しいです。
ロシアのお土産と言えばチョコレートのようで、チョコレートは本当にたくさんの種類が売られてて、チョコレートだけでなく、クッキーやチップスなども種類が豊富にあって面白かったです。
私はお土産のお菓子類も少し買いましたが、自分用にスープの素や調味料等も買いました。
この旅行で食べたロシア料理が本当に美味しかったので、帰ってきてからも自分でロシアの調味料を使ってスープを作ったり、日本でも買える調味料を手に入れたりしてロシア料理を楽しんでいます。
まとめ
今回は初めてのウラジオストクでしたが、散策や買い物も楽しいし、一人旅で自由気ままに旅するにはちょうどいい街で、一度の旅で本当に好きになりました。
また時間ができたら他のロシアの街にも行ってみたいと思います!